ニュースタイルハッスルは社交ダンスなの?

2019年10月23日

GAKUTO

「ニュースタイルハッスル」で検索してみると分かるのですが、最近
「ニュースタイルハッスル 社交ダンス」
というワードで検索されることも多いみたいです。

おそらくですが、ニュースタイルハッスルがペアダンスということで、社交ダンスというワードで検索されている方が多いのだと思います。


ところで、ニュースタイルハッスルは社交ダンスなのでしょうか?
実は、ニュースタイルハッスルは「社交ダンスではない」というのが基本的な考え方だと思います。

といいますのも、日本で言う社交ダンスは、英語で言う「Ballroom Dance(ボールルームダンス)」を指すことが多いのですが、ボールルームダンスは「ペアダンスの種類」が定まっているからです。


"日本で社交ダンスを指すダンスは、スタンダード5種目とラテン5種目、そしていくつかのパーティーダンスです。
・スタンダード5種目:ワルツ、コンチネンタル・タンゴ、スローフォックストロット、クイックステップ、ウィンナワルツ
・ラテン5種目:チャチャチャ、サンバ、ルンバ、パソドブレ、ジャイブ
・その他パーティーダンス:ブルース、ジルバ、マンボ、スクエアルンバ"

-「【まとめ】ダンスのジャンル一覧! 43種類のダンスを一挙に紹介します | my Dance」より引用-


ボールルームは「舞踏室」という意味なので、ボールルームダンス=「舞踏室で踊られる踊り」ということで、上記のダンスを指します。

それに対して、ニュースタイルハッスルは舞踏室だけではなく、どちらかというとストリートやクラブで踊られることが多いです。

ですので、ニュースタイルハッスルは社交ダンスとはちょっと違う種類のダンスと言えるでしょう。
(社交ダンスを「パーティーダンス」や「ソーシャルダンス」と訳すとまた意味合いが違ってきますが、基本的に日本では「社交ダンス=ボールルームダンス」を指すことがほとんどだと思われます)


日本だと「ペアダンス=社交ダンス」のイメージがあるので以外に思う方も多いかもしれません。

ただ、社交ダンスもニュースタイルハッスルもペアダンスですし、ニュースタイルハッスルは社交ダンスの影響を少なからず受けている部分もあるかもしれません。
ペアダンスとしての楽しみ方として共通している部分も多くあると思います。

そういう意味ではあまり区別することに意味はないのかもしれませんし、社交ダンスであろうとニュースタイルハッスルであろうその他のペアダンス(サルサやスウィングなど)であろうと、単純に興味を持ったものをどんどん踊ってみることが一番良い楽しみ方かもしれません。

なので、あくまで今回の話は「豆知識」的な参考程度に捉えていただければ幸いです♪